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2014年10月05日

ガソリンだだ漏れ…。

前々から気になっていた事ですが、キャブレターからガソリンが漏れるんです。
どんな感じかと申しますと、ガソリンコックをPRIにしてガソリンを送るだけで、キャブの下からボタボタってガソリンが漏れるんです。

去年納車された直後もだだ漏れしていたので、修理させたのですが、最近また漏る様になっています。

保証期間を過ぎてからは、自分でフロートバルブ、フロートパッキンの交換などを行って来ましたが、それでも漏るんです。
具体的に言うと、3,4番のキャブレター下部から。

いままでは、フロート室のパッキン:Oリングがヘタっていると思い、新品のOリングを取り寄せて交換してみたのですが、ダメ。
オーバーフローしているのかもと思い、フロートバルブもKEYSTERのキットに付属していた新品に全部交換してもダメ。
油面調整で規定値の17mmから18mmに変更してもダメ。

日本エレキテル連合-いいじゃないのぉ〜-ダメよぉ〜___ダメダメ!!.jpeg

とにかく、ガソリンだだ漏れはどげんかせんといかん。

ツーリング中にうかつな人がタバコに火を付けながら、私のバイクに近づいてこないとも限らんし。
本物の火の玉になっては洒落になりません。

と言う事で、キャブレターを車体から外して、ガソリンタンクに繋ぎ、「PRI」の位置で何処から漏れているかを確認しました。
どうやら、ガソリンラインのパッキンが怪しい・・・。

そういえば、これまで、ジェット類やフロートバルブ、Oリング等は一通りすべて新品に替えてきたつもりだったが、ガソリンラインのパッキンは全然触っていませんでした。

幸いKEYSTERのジェットセットにはこのパッキンも含まれていたので、今回0円で作業出来ます。
考えたら、とってもお得なKEYSTERのセット。

と、回し者みたいな事は置いておいて、早速キャブを分解。
CVK34を分解時に連結ステーのネジがめちゃくちゃ固い事を知ってしまった賢い僕は、つい先日ショックドライバーを購入しておきました。


IMG_2608.jpg
ピンボケしていますが、ホームセンター「メイクマン」で2,000円でおつりが来ます。
これが無いと、最終的にサンダーでネジの頭を一文字に溝を切って、でかいマイナスドライバーとモンキーを駆使して回さないと外れませんでした。
しかも、このネジを外す為だけに、貫通ドライバーを2種類新しく購入したにも関わらずです。
ハンマーで叩いても、半田ゴテで温めてから冷ましてもビクともしません。
その代わり、右腕の上腕二頭筋辺りが「ビクッ!」って痙攣します。

CVK32も「親の仇か!」って言う位にきつ〜く締められています。


「しかし、キャサリン。ここでこのドライバーの登場だ。
このショックドライバー1つがあれば・・・」

IMG_2606.jpg
「ほーら!この通りさ!」

「凄いわ!ジョージ!」

「だろ?これでたったの1,800円ちょっとさ!」


あとは・・・
IMG_2609.jpg
IMG_2611.jpg

こいつと、

IMG_2610.jpg
IMG_2612.jpg
こいつのOリングを新品に替えるだけ。

キャブを組んで、ガソリンタンクに繋いで、燃料ON。
バッチリです。もう、お漏らしもせず、夜も安心です。

さて、折角の休みなので、もう一丁。
みんな大好き♪ キャブレターセッティング♬

マフラーをモリワキに戻してキャブセッティングしたのが6月頃。
今は秋になり涼しくなっているのですが、アクセル開度1/8〜1/4辺りが少し濃い目。
空燃比計を見ると、最小で10以下。
アクセル1/2〜全開時は11〜12.8で良い位なのですが、低開度を絞るとこれらの開度にも影響するので、多少妥協していました。

ツーリングでは問題ないのですが、この間のジムカーナの時、基本1速しか使わないので吹け上がりがいまいちで何とかしたかったのです。

今回は、もう少し詰めたかったので、とりあえずPJを42から40にダウン。
PJを小さくした分、アイドリング時の燃料も薄くなるので、2回転半戻しから3回転戻しに変更。

これで試乗したところ、予想どおり1/4〜1/2のアクセル開度で最大17位まで空燃比が薄くなった。
一番薄くなるのは、4速5,000回転以上回っている時に、一旦アクセルを1/4位の開度にすると劇薄になります。
アクセルOFF時には「ポンポンポン」とアフターファイヤーもちらほら。

NJはこれ以上細いのが無いので、ワッシャーを0.8mmから1.5mmに変更。

これで前より低開度の吹け上がりが良くなりました。

空燃比で言うと、アイドリング時は12.6-12.8。
アクセル開度1/4〜1/2が11.8〜13前後でバッチリ。気持ち良いです。
3/4以上にすると少し濃くなり一旦10.8位になってから11.5辺りになります。

体感的にはこのジェッティングがNGC装着時に近いです。
同じ4in1でもセッティングが異なってきますが、今回ようやくモリワキワンピースの良さが多少なりとも引き出せた気がします。

インジェクションと違い、キャブの場合は何速で、どのアクセル開度をターゲットにするか?を決めて置かないと、ドツボにハマる様に思います。
私の場合は今回は1速で7,000回転までの全アクセル開度と4速1/2〜全開で空燃比12.5を目標にしました。
スタート〜低開度域のアクセルレスポンスを重視した結果、1/2付近で若干薄くなりましたが(A/F:13付近)これで良いかと思います。

何にしても、今日の季節、気温でセッティングすることで、冬場のセッティングの土台が出来ました。

10/5(日)ジェッティング。

気温:28℃ 湿度:不明
PJ:40
PS:3回転戻し
NJ:D474Z-RR +1.5mmmワッシャー
MJ:138

MJを135に落として、1/2以上のアクセル開度で12〜13前半を狙えるかも知れませんが、今回はこれでOK。
どうせまた直ぐに気温が下がって薄くなりますので。



posted by kenken at 22:50| 沖縄 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | CVK32 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月25日

噂の検証 〜負圧〜

皆さん、こんばんは。
ブログ主のkenkenです。
今日も雨ですね・・・。沖縄は昨日に引き続き稲光もしています。


さて、インターネットが普及し、今や小学生から80代のじーちゃん、ばーちゃんでも携帯電話やスマートフォンで情報を検索出来る時代。

一昔前では考えられない程の知識と情報を、これまた考えられない驚異的なスピードで調べる事が出来る時代。

「IT革命」

今日では世界中の多くの人が、この開かれたインターネットを使って、膨大な情報にアクセスし、また情報を発信出来るのは、とても素晴らしい時代だと思います。

私は今から14年程前に、初めて自分のパソコンを購入しました。

情報を得るのに、これまでは本や雑誌に頼る事が多かったのですが、これに「インターネット」と言うツールが加わり、かなり便利になりました。
しかし、その反面、ネットで得られる情報も珠玉混載。
嘘か真か?判断に迷う情報も多くなりました。

個人が指一本で手軽に世界に向けて情報を発信できる反面、辞書作りの様な検証作業が疎かになり、情報の質は逆に落ちたと言える側面もあります。


昨今、ニュースにもなりました「STAP細胞」問題。
研究者が実験、検証、反証を繰り返し、場合によっては第三者の検証、反証を得て、ようやく論文として世に出てくると思われるのですが、その論文が著名な学術雑誌に掲載され、話題になったのも束の間、現在は、STAP細胞自体の存在を疑問視され、報道されている状況を呈しています。

これらも、時代を反映しているニュースだと思います。

高い教育を受けた人間が、人類の進歩の為に最先端の技術と知識、設備を駆使して研究施設で日夜研究に明け暮れています。

然るべき人や研究施設が発表する、世界最先端の筈の医療、科学技術の世界ですら、この様な事が起こり得るのですから、一般人が発信する情報は、「本当にそうなのだろうか?」と疑ってみる位が丁度良いのかも知れません。

さて、前置きが長くなりましたが、私には以前からずっと真偽の程を確かめたくて、興味を持っている事があります。


それは・・・

「負圧キャブレターはノーマルエアクリーナーBOXじゃないとニードル(ダイヤフラム)がきちんと動かない」

「負圧キャブにパワーフィルター or ファンネルではレスポンスが悪化する」

との意見がある事です。その理由として、

「ある程度の吸入抵抗が無いと負圧が発生し難いので、負圧で上下するダイヤフラムの動きが抑制されてしまい、その結果としてダイヤフラムに装着されているニードルの動きが悪くなる」

「ノーマルエアクリーナーで整流していた空気が、パワーフィルターやファンネルでは乱れる」

等です。他にも色々見聞しますが大体がこの様なご意見でした。

「リターンライダーの日記」は人から聞いた、ネットや雑誌で読んだ、などの2次情報は、極力まず自分自身で実際に試して、体験した内容を「1次情報」として、ブログにアップする様に心がけています。

もちろん、先の例を出すまでも無く、素人の私が趣味で書いているページですので、記事の内容も検証や理論が不完全な為、「信頼足る情報」には程遠い事も自覚しています。

それらを踏まえた上で、軽〜い気持ちで読み進めて下さい。

この記事を目にする前に、一度位は掲示板やQ&Aサイトで上記の青字で書いてある様な内容を、皆さんも読んだ事があるかもしれません。

実際に人から直接聞かれた方もいらっしゃるかかも知れません。
もしかしたら、その情報を発信されているご本人かも知れません。

また、私と同じ様に負圧キャブレターにパワーフィルターやファンネルを付けて、上手にセッティングして、バイクライフを楽しんでおられる方も、お見受けします。

趣味の楽しみ方は千差万別。

色んな楽しみ方、意見があって良いと思います。

色々な考え方、文化、思想の違いなどを寛容し、率直に意見を交換しあえるページにすることが、私の「リターンライダーの日記」のひとつの目標でもあります。

そうやって、自分ひとりの頭では思いもつかなかった事が、意見を交換することで科学反応を起こし、新しい発想が生まれる。
そんなのって楽しいですよね?


私はどちらかと言うと、
「ノーマルエアクリーナーじゃないと、ニードルの動きが悪くなる、レスポンスが悪化する」

と言う上記の意見には、懐疑的です。
否定はしませんが、状況に因っては違う結果が得られると感じています。

何より、自身の実体験としてノーマルエアクリーナーとパワーフィルターを同じ日に、同じ車両でジェット類を総取替えして、比較を繰り返し、そのあまりの違いに感激した経験があるからです。
その感動が今の私のキャブレター中毒症状の元になっています。


まずは、前述の意見を検証してみましょう。


1.「ある程度の吸入抵抗が無いと、負圧が発生し辛い」

これは正しい表現なのかとても疑問に思います。

エンジンのピストンが下降運動を行っている限り、負圧は常に発生しています。
例え、エアクリーナーを全く付けない、直キャブ状態でも負圧は発生します。

その為、「負圧が掛からない(発生しずらい)」と言うのが解りません。
「負圧」と「抵抗」を混同しているのではないか?と頭の良くない私には思えてならないのです。

だって、エンジンチューニングの一つ、ポート研磨を思い浮かべて下さい。
吸気バルブをより大きいサイズに変更するチューンアップを思い浮かべて下さい。

どちらも、吸気抵抗を減らし、より多くの混合気を得る為の手法です。


当然、前置きに書いた様に、きちんとした検証データや理論を公開している訳でも無く、説得力に欠ます。
実際、世の中にはこの様な都市伝説的な話は五万とあります。


ならばと、こんな実験をしてみました。

とても簡単。

車両から取り外したCVK32のエンジン側に掃除機を当て、キュイーン!と吸引します。
キャブレターには、ノーマルエアクリーナーBOXと直キャブの2つの状態でダイヤフラム(ニードル)の動きをビデオに収めて比較します。


<実験1 ノーマルエアクリーナー>

・ノーマルエアクリーナー

IMG_1021.jpg

IMG_1023.jpg

IMG_1022.jpg

IMG_1024.jpg
↑ノーマルエアクリBOXの吸入口は僅かにこれだけ。2箇所だけです。
こちらに、先程の上蓋が付き、さらにはサイレンサーまでが付きます。


IMG_1018.jpg

IMG_1017.jpg
・サイレンサー。入口には、新品のスポンジを付けて使います。
このスポンジを外すだけでも、大分空燃比が変わります。


IMG_1027.jpg
・カメラ(iPhone)を入れる関係で、クリーナー(左・白部分)を外します。

・クリーナーの空気抵抗 < カメラで塞ぐ空気抵抗
 と推測されますので、空気を通過させるクリーナーの方が、全く空気を通さな障害物(iPhone)より抵抗は少ないと仮定します。
 つまり、クリーナーを外すが、その分カメラが吸入抵抗になるよと言う事です。


IMG_1014.jpg
(上図)  その後、元通り上蓋などを取り付けてノーマルエアクリーナーBOXを再現します。
 この中にカメラ(iPhone)が入っています。


・吸引開始。


・ノーマルBOX内から見たダイヤフラム。
 良いレスポンスで上下しています。中々良いです。


<実験2 フィルターレス>

・ノーマルエアクリーナーを完全に取り外し、直キャブ状態にします。
 スロットルバルブの動きが解る様に、隣のダイヤフラムは外しています。

・こちらは、撮影が楽ちんです。

・先程と同じ、掃除機、吸引力で、キュウイーンと開始。



・スロットルと連動してスコスコ動いているダイヤフラム。
 ノーマルエアクリーナーBOX装着時とほぼ同じ反応速度と開度。遜色ありません。


今回、BOX内のフィルター本体を取り付けての撮影が困難でしたので、仕方なく外しておりますが、その分エアクリケース内に仕込んだカメラがフィルターと同程度の吸入抵抗と思われる為、フィルター取り外しによる影響は無視できると思われます。


さて、上記の動画をご覧頂いた感想は如何でしょうか?

直キャブ状態での、ニードルの動きは悪かったでしょうか?
レスポンスが悪化している様に見えましたでしょうか?

もちろん、私は実際にバイクに乗って、レスポンスの悪化どころか良好になりました。



ノーマルエアクリーナーと直キャブ状態のダイヤフラムの動作を比較した動画が見つからなかったので、今回実験してみました。

今回の実験の発端は、自分自身が感じた事と異なる内容を見聞きした為に、客観的に比較できる方法は無いかと思い、この手法を思いつきました。

勿論、気温、気圧に左右される為、今回私が実験した結果がどの場所でも得られるとも限りません。
状況によっては、上記青字の事が起こりうることも可能性としてはあります。

あくまでも、私の稚拙な実験結果としてご了承下さい。

私はメーカーの開発者やその分野の研究者、またはチューニングを生業としえいるプロでも無い為、今回の検証方法に間違いがある恐れも否めません。


ちなみに計算上、ノーマルエアクリーナーBOXとパワーフィルターの混合気量を比較しますと、下記の様になります。

尚、計算を単純にする為、JNは考慮せずPJとMJ(下と上)のみで比較しております。
※PJ(パイロットジェット)、MJ(メインジェット)

○ノーマルエアクリーナーBOX / パワーフィルター / 比率
 PJ:35      / 45  / 1:1.285
 MJ:90(※1) / 140 / 1:1.555
 ※1:ノーマルは1番気筒から順に、88/92/92/88となっている為、平均値の90として計算。

※KEIHIN社の場合、ジェットの数字は1/100mmφを表す。 
 例:100番= 直径1mm

 孔面積 ≒ ガソリン供給量と仮定。

 PJ領域:約1.3倍 〜 MJ領域:約1.5倍

この記事をご覧いただいた方で、他の検証方法、ご意見等があれば、是非コメント欄にてお寄せ下さい。



posted by kenken at 00:43| 沖縄 ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | CVK32 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月15日

CVK32セッティング 9

本日も梅雨らしく、沖縄地方は朝から夕方に掛けて雨模様、一時土砂降りの天気でした。

18時頃から雨が上がりましたので、ここぞとばかりに愛馬に乗って来ましたが、皆さんの地域では如何でしたか?


折角の日曜日ですが、季節がら、バイクに乗れないライダーさんも多かったかも知れないですね。


今回はキャブセッティングについて、物語風で書いてみました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ある所に3人の仲良しライダーがいました。

3人は同じバイクに乗っており、いつも一緒にツーリングに行くほど仲良しです。

そんなある日、ある泉のほとりで仲良し3人組みのライダーが、セッティングの為にキャブレターを分解していました。

よ〜し、今日はジェットニードルを変更してセッティングするぞー!

その時、突風が吹き、3人のニードルが泉に落ちてしまいました。


「しまった、しまった、大切なニードルが落っこちてしまった。」

3人のライダーが泉を覗き込んでいると、泉の中から帽子を被った、チューニングの神様が出てきました。

pop_1.jpg
「Oh〜 My  POP!」


3人は感嘆の声を上げました。

なんと、目の前にはあの伝説のチューナー「POP ヨ〇ム〇」が立っていたのです。



チューニングの神様の帽子には3つのニードルが刺さっていました。
帽子に刺さったニードルを抜きながら、3人のライダーに言いました。

IMG_0659.jpg


「こらっ!痛いやないか!こんなに痛いんは、アメリカの工場が火事になった時以来やで〜」

チューニングの神様の自虐ネタをどう返すか3人が考えていると、


「なぁ、それは良いとして、自分らが落としたのは、”金のニードル”?

 ”銀のニードル”? それとも”金ちゃんヌードル”?」

(これはおもろいやろ?)と、言わんばかりに、どや顔で聞いてきました。


欲張りライダーは、そんな、POPでキッチュなボケにも関わらず、
ここぞとばかりに、ゴージャスな「金のニードル!!」と答えました。

(しめしめ、金で出来ているからきっと高価なパーツに違いない。もしかしてMJN?)


次に、正直者のライダーはこれまたPOPの渾身のギャグをスルーし、
「銀のニードルです」と、正直に答えました。
(※ノーマルは銀色)




最後の一人、賢いライダーは、



「き、金ちゃんヌードル!って、なんでやねん!そんなん入れたら、
 マフラーから麺が出てもうて、モップ見たいになるやんか!
 ほなら、神様の顔をこのモップで綺麗にしましょか?」

mop.jpg



と、不慣れな関西弁で丁寧につっこんだ上で、「銅のニードル」を選びました。


チューニングの神様は、賢いライダーのつっこみに大変満足した上でこう言いました。


「これで、金、銀、銅のニードルを、もまえらに渡したぜよ。
 もまえらのバイクを先程から観察しておるが、渡したニードルのいずれかに、正解があるぜよ。
 どぎゃんかせんといかんばい!!」

「最高でも金!最低でも金!」


そう言い残して、神様は泉の中に消えていきました。

もはや、関西人キャラは崩壊していましたが、つっこむ相手も消えていたので、3人はほっと胸を撫で下ろしました。


さて、チューニングの神様が泉に戻った後、早速3人はニードルを自分のバイクに取付けました。


欲張りライダーは、見た目のゴージャスさで「金色のニードル」を選んだのですが、
燃料が濃過ぎてまともに走りません。



正直者のライダーは自分が落とした物を付けたので、以前と変化はなく、
無難に乗れる元のままになりました。




賢いライダーは、空燃比計を取り付けていて、今の状態が若干薄い事を知っていたので、
迷っていました。
(まず、なんてつっこむべきか?そして、なにを選択すべきか?それが問題だ)

それを見ていたチューニングの神様は、思いのほか、賢いライダーのつっこみが
良かったので、そっと最適なニードルを渡してあげたのでした。


その為、以前よりも吹け上がりが良く、高回転まで綺麗に回る調子の良いバイクになったとさ。

※3人のバイクは勿論、漢カワサキZEPHYR750です。

と、うっさ。(沖縄方言で「おしまい」の意)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


昔話に例えて見ましたが、楽しんで頂けたでしょうか?


登場した、上記3つのニードルは全て違います。
IMG_0660.jpg

↑拡大図。
ストレート径とテーパー角が違います。


上から順に

・D474Z-RR(金色)    ストレート径:2.450Φ テーパー:1.1547°

・D474Z-R (金色)    ストレート径:2.455Φ テーパー:1.0758°

・N52S(ノーマル:銀色)  ストレート径:2.460Φ テーパー:1.0000°



ストレート径は0.005mm単位、テーパー角度もそれぞれ異なります。

この3つ以外にも、ノーマルより太いニードルもあるのですが、ほぼ使用しないので、写真からは省いています。


これら、CVK32用のニードルはメインジェットやパイロットジェット、フロートなどがセットになったものが
KEYSTERさんのホームページで購入できます。


ゼファー750以外にも、色々な絶版車のキャブレターパーツを扱っていますので、興味のある方は覗いてみて下さい。


というか、またまた、長くなりすぎました。
実際のセッティングの話はまた次回。

と、うっさ。(※沖縄方言で「お終い」の意。・・・流行らせたい)

posted by kenken at 23:52| 沖縄 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | CVK32 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CVK32セッティング 8

皆さんこんばんは。毎度、「リターンライダーの日記」をご覧いただきありがとうございます。
ブログ主のkenkenです。

さて、今日は「父の日」。
この間、本ブログで紹介しました、インシュレーターを長穴加工してくれた、長男からプレゼントとして、美味しいケーキを戴きました。
サックサクのタルトの上に、濃厚なベイクドチーズケーキとムース、イチゴが載っていて、甘さ控えめでメチャクチャ美味かったです。
あまりに美味しかったので、写真を撮る前に平らげてしまいました。
今度、機会があれば写真をアップしたいと思います。

長男よ、ありがとう。


さて、現在進行中の「キャブレター換装プロジェクト」とは別に、純正のCVK32もマフラー交換と空燃比計(A/F計)取付をきっかけに色々弄って遊んでいます。


目的としては、

「ノーマルキャブレターのポテンシャルを最大限引き出した上で、CVK34との違いを知りたい。」のです。

CVK32のセッティングが中途半端な状態でCVK34に換装しても、公平な比較が出来ないからです。
少なくとも、空燃比は各キャブレター共、アクセル開度毎に綺麗に揃えたいです。

理想の空燃比としては、

idle:14.7、アクセル開度1/8〜全開:13付近、アクセルOFF時:19以上

後日書きますが、この数値はキャブレターでは実際に試してみましたが、難しく、インジェクションでは、可能だそうです。

ブログ「続・・・Z1000J」の方がそのブログ内で公開していますが、インジェクション使用のZで
スロットルOFF時の燃料をカットして、燃費の向上とアフターファイヤーを発生させないように
セッティングされていました。

この方、旧車をインジェクション化したり、エンジンもご自身でチューニングされていて、その技術力の高さにいつも感心しています。


IMG_0706.jpg



なので、私の現実的な目標数値として

idle:11.5付近、アクセル開度1/8〜全開:13付近、アクセルOFF時:14.7以下

この数値を目安として、セッティングしていきます。

IMG_0900.jpg

「CVK34に換装したら良くなった」と言えるには、前提条件として、CVK32の能力をしっかり発揮していないとダメですよね?

また、実際のところCVK32でも、パワーフィルターとキャブレターのセッティングでかなりのところまで、パワーとフィーリングが良くなる為、弄っていて、単純に面白いと言うのも理由の一つです。

特に私の様に、所帯持ちで「金持ちになる途中」のライダーさん達は、上手く家計をやりくりしながら、費用を捻出しないと、
いつの日か奥様に

「いい加減、バイク止めたら?」(初期段階)

「今日、バイク王が来るからね♪」(ステージ4:末期)

と睨まれる事間違い無しです。


ゼファー750に限らず、キャブレター車をこれからチューンナップして行こうと考えている方は、いきなりFCRやTMRに行く前に、安くてお手軽に弄れて、かなり体感も出来るノーマルキャブレター「改」を存分に味わい尽くしてから、強制開閉式キャブにステップアップしてもイイんじゃないかと思います。

これは、全ての事に当てはまると思います。
「金持ちになる途中の人」、「これから金持ちになる人」は、頭を捻って、純正加工や純正流用などで、費用を浮かすのも、家庭円満の秘訣になるのでは?と思います。

脱線しましたので、話を元に戻します。
これまでの私のセッティング法は、まず、暖気後の排気ガスの匂い、排気音、アクセルのツキ、加速度、プラグの焼け具合などで、おおよその薄い、濃いを判断してセッティングしていました。
セッティングはセオリー通り、アイドリングから初めて、低開度、中開度、全開と下からセッティングを行いました。
この感で行ったセッティングでも意外といい感じでした。


Power Check (zep750).bmp

↑これは、以前パワーチェックした時のパワーカーブと空燃比のグラフです。(クリックで拡大)
5速時のカーブなのですが、谷間も無く綺麗に上昇しています。
トルクカーブが無いのですが、おおよそ乗った感じも機械測定した結果でも概ね良好だと思います。



ところで皆さん、下記の様な疑問を持たれた事は無いでしょうか?

・アクセルOFF時、空燃比がどれ位の時にアフターファイヤーが出るのか?

・キャブレターをセッティングしているが、濃い、薄いの判断に迷う。

・アクセル開度:0(Idle)、1/8、1/4、1/2、3/4、全開時、それぞれでの空燃比はどうなっているんだ?

・同じアクセル開度でも、エンジン回転数が異なる時って空燃比は変化するのか?

・点火系を強化したけど、燃調薄くなりすぎてないか確認したい。

ズラズラと羅列しましたが、これらの事が経験や勘に頼ることなく、今まで何となくとしか感じられなかった事が数値として表示されるのが、空燃比計のメリットです。
この他にも色々試して発見があるのですが、これが結構面白く、奥が深い!遊べます!

と、ここまで書きましたが、長くなりましたので次回につづく。

posted by kenken at 23:33| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | CVK32 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月23日

CVK32セッティング7とラジポンの確認

さてさて、キャブレターセッティングとラジアルポンプマスターへの交換後の状態を確認しに試乗してきます。

IMG_0386.jpg


まずは、マスターシリンダー。


NISSINニッシン/ラジアルブレーキマスターシリンダー


効き具合は変わりませんが、コントロール性が格段に上がっています。

良く言われる事ですが、横置きのマスターシリンダーがブレーキのON・OFFみたいな挙動なのに対し、縦置きのラジアルマスターシリンダーは、握った分だけ効き、コントロールがし易いです。

これだと、峠やジムカーナで扱い易くなりそうです。


次は、キャブレター。

前回は9000回転以上がグズついてしまい、回転が上昇しませんでした。



を2番手下げて、4気筒とも140番にしたところ、9000回転では極僅かではありますが、引っ掛かりが残っています。
しかし回転上昇、吹け上がりとも良くなりました。
大分気温が上がって来ているので、真夏にはもう一度MJを下げた方が良さそうです。
今回、中間域、アクセル開度2/1〜4/3辺りが薄くなるようなら、NJにワッシャーを噛まそうと思ったのですが、そんな事も無く良い感じなのでこのままにします。
こうやって薄くしてみることで、エンジンの回転の仕方が変わってくるので、キャブセッティングは本当に面白いです。MJを1サイズ変更するだけで変わってくるので、良いと思ってもそこで止めず、変化が出るまでやった方が良いです。

posted by kenken at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | CVK32 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CVK32セッティング 6

前回、MJを142番に戻しましたが、まだ上でグズついています。
発進から9000回転までは良いのですけどね。
しっかり詰めてみます。

・キャブ分解
image-5ff3f.jpg

・メインジェット(MJ)

KEIHINケーヒン/メインジェット CVK/メインエアジェット FCR

KEIHINケーヒン/メインジェット CVK/メインエアジェット FCR CVKキャブレター

IMG_0361.jpg

・パイロットジェット(PJ)

KEIHINケーヒン/スロージェット

KEIHINケーヒン/スロージェット CVKキャブレター

image-79df3.jpg

PJもついでに42番から45番に上げます。
エンジンの掛かりが悪かったので。
MJは140番です。

さて、次は以前からゼファークラブの人がお薦めしていた、ラジアルポンプマスターシリンダーの取り付けです。
posted by kenken at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | CVK32 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月18日

CVK32セッティング5

前回、新品プラグに変えた事で燃焼状態が良くなりましたので、引き続きベストなジェッティングを模索しようと思います。

今日は休みなので、午前中から作業を開始しました。
今のジェットは下記の通り。

PJ:42
PS:2回転半戻し
NJ:ノーマル比 ストレート径 -0.01mm
MJ:142

・パワーフィルター装着
・IGコイル専用リレー配線
・IGコイル一時電圧16V昇圧

↓上記のジェッティングからMJを145へ変更します。
IMG_0360.jpg

IMG_0361.jpg

装着後、試乗してみましたが9000回転以降が濃い為、グズついてしまいます。
142番では薄いと思ったのですが、それがベストだった見たいです。
再び142番に戻して試乗。

ん?MJを戻したにも関わらず上がグズついています。
あれれれ・・・
ベストだと思っていたのに、気温の変化のせいか若干変わっているみたいです。
でも、殆ど問題ないレベルですので暫らくこれで走ってみたいと思います。

これでどれ位変化しているのか、シャーシダイナモに乗せたい所ですが、シャシダイを持っているショップが現在忙しくて、5月G/W明けじゃないと出来ないとの事・・・。
今、凄く良い感じなので、どれ位のトルクとパワーが出ているか、借りている間で確認したいんですけどね。

NGC外したくないなぁ。
折角、天気も良いので、その後一人で辺戸岬までソロツーしてきちゃいました。

相変わらず吹け上がりが良くて、パワー、トルクともモリワキショート管より出ています。
一番気に入っているのは、5000回転以上からの音。
低回転時には大人しい音が、アクセルを開けて行くと「クワァ〜ン」と集合管らしい音を出すのが、かなり
「か・い・か・ん」

パワー、低速トルク、音と3拍子揃っています。
posted by kenken at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | CVK32 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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