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2014年07月22日

キャブレター換装プロジェクト その4 〜CVK34到着〜

皆さんこんばんは!
ご無沙汰しております、うちなーんちゅライダーのkenkenです。

猛暑の中、如何お過ごしでしょうか?

お蔭様で仕事が忙しく、バイク弄りも、ブログを更新するのも、ままならない日々が続いています。

さて、実は今年6月初旬に、注文してあった中古のキャブレターが我が家に届いておりました。
はい、ZEPHYR750に取り付ける予定のCVK34です。

キャブレター換装プロジェクトは、ゆっくりとですが、進行しています。

今回NEW CVK34をお披露目いたします。
今回チョイスしたのは、GPZ900Rに装着されているCVK34です。

実は実は・・・
ZEPHYR1100用のCVK34もヤフオクで狙っていたのですが、人気車種だけあって、落札するまでに至りませんでした。 わーい(嬉しい顔)

同じCVK34でもZEPHYR1100用とGPZ900用とでは値段が違うのも面白いですね。
落札しても良い金額を決めて、それ以上になったら潔く引いて、3回目の入札で納得価格で落札できました。

今回、このキャブレターを入手するに当たり、出品している各ストアさんに商品について質問をしたのですが、ストアによって対応がまちまち。笑
良い対応、なんだこの対応!と色々勉強させていただきました。
この時の話も気が向いた時に書こうかと思います。

さてさて、入手したCVK34ですが年式によって微妙にジェット類が異なる事が解りました。

これは、関東ローカルゼファークラブのガッツさんより
「ZEPHYR1100用のCVK34は気筒でニードルの品番が異なるので組むときに注意してね」との情報を頂いたのがキッカケで調べてみて解ったことです。

ZEPHYR1100は年式によるのですが、ジェットニードルが気筒で違うのです。

詳細は後日別の機会に記載します。

↓これが今回入手したCVK34です。

IMG_0902.jpgIMG_0905.jpg

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ZEPHYR1100のCVK34とパチリ。

IMG_0787.jpgIMG_0791.jpg

黒いトップキャップがカッコイイです。


ZEPHYR1100用はクロームメッキですが、GPZ900R用は樹脂にチジミ塗装されています。
IMG_0817.jpgIMG_0816.jpg

↑パッと見では、キャップの厚みが違って見えましたが(黒いキャップが厚く見える)並べてみると同じ高さでした。


中古で購入したキャブレターなので中身はボロボロだと覚悟していました。
フロート室を開けて見た所、以外とフロート自体は綺麗でした。

IMG_0810.jpgIMG_0827.jpg


しかし、やはりジェット類はガソリンが変質し、緑色のガム状になって付着しています。
IMG_0829.jpgIMG_0831.jpg

メインジェットはどうせ交換しますので問題無し。

IMG_0835.jpg

ニードルやニードルジェット、ジェットホルダー等は再利用するのでパーツクリーナーに漬けて、暫く放置したのち、パーツクリーナーのエアーで吹いて貫通させました。


IMG_0825.jpgIMG_0826.jpg

Oリングパッキンも完全に潰れて平たくなっています。交換ですね。

IMG_0821.jpgIMG_0820.jpg

ジェットニードルは全長が異なります。
長いのがZEPHYR1100。短いのがGPZ900R。

ノギスで実測。
・ZEPHYR1100(N1VE):57.6mm
・GPZ900R(N67I)   :56.65mm

全長で約1mm違います。
IMG_0822.jpg


ストレート径とテーパー角も違うと思うのですが、計測器を持たない一般人には解りません。

さらに、CVK32のニードルと比較。
IMG_0801.jpgIMG_0802.jpg

これは、もう見た目でストレート径が違うのが解ります。
キャブレターの口径を大きくした分、空気量が増えるのですが、アクセル低開度の場合は流速が落ちるので、バランスが取れるのでしょうか?

何れにせよ、ストック状態のままではガソリンが足りないと思いますので、空燃比計を使ってセッティングするのが楽しみです。

このキャブレター、今まで一度もバラされた事が無いらしく、ねじも開けた形跡が無く、ダイヤフラムのゴム部分もキャブ本体に接着されたままでした。
貴重な個体です。

はずしたジェット類から2003年以降のA16だと判明しました。
私のZEPHYR750より10年以上後に製造されて物でした。

続きはまた・・・。


posted by kenken at 22:35| 沖縄 ☁| Comment(18) | TrackBack(0) | CVK34 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月07日

キャブレター換装プロジェクト その3

皆さんこんばんは。
沖縄は晴れ間が多くなり、もうすぐ梅雨も明けそうです。
しかし、暑い・・・。

さて、去った6/1の日曜日に、CVK34を取り付けるべく、少しゼファー750を触りました。

前回、1100のインシュレーターを流用する事で、インマニ側を多少肉付けすればイケそうだと書きました。


今回はその続きです。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

取り敢えず光が見え始めた、ゼファー1100のインシュレーターを長穴加工します。

ウチの息子(長男)がこういった作業は得意なので押しつけ 頼んでみました。
最初、「ビットが無いから無理」 「ガラス削る用だから、削れないはず」と何だかんだ理由を付けて、逃げようとしてましたが、最終的には、こずかい(アイス2個分相当)を握らせ、快く引き受けてくれました。 (⌒▽⌒)
いや〜良い息子です。

さて、面倒な 手間の掛かる作業を息子に押し付けた 依頼しましたので、今、私にとって地球温暖化と同じぐらい頭を悩ましている、キャブピッチ問題に取り組みます。


IMG_0549.jpg
↑左側:キャブの3,4番、右側:シリンダー3,4番の図。

う〜ん...どうしようっかな〜?
3、4番が内側に来ちゃってるから、やっぱ、連結ステーを真ん中から切って、溶接しか無いかな〜。
でも、これって、L型にして剛性を出して居るし、こんなの切って、ステーを寸法合わせてまたくっ付けるなんて、非常に手間暇掛かる...。
ましてや、振動の源であるエンジンに直接ついている部品なので、下手に溶接して強度を落としてしまったら、走行中に「ポッキリ」なんて洒落にならんな・・・。ちょっと怖いな・・・。
まぁ、ポッキリ逝っちゃったところで、多分2気筒に成る位なので、大した事にはならないかもしれませんが・・・。

今回、CVK34を車両に仮止め状態で、上の写真と同じ、キャブとエンジンの間をジッと眺めていると・・・ 
(ポク、ポク、ポク、チーン! )

!!!!!?

キャブとエンジンの隙間が4番のインシュレーターの形に見えてきました。

IMG_0544.jpg
↑左:ゼファー750の曲った奴

「も〜しかしてだけどぉ♪ も〜しかしてだけどぉ♪ 750の曲った奴が付いちゃうんじゃ無いの〜!?」

IMG_0667.jpg
↑2番シリンダーにゼファー1100のインシュレーター(ストレート)

IMG_0668.jpg
↑3番シリンダーにゼファー750の4番インシュレーター(内側に湾曲)を装着した図。

IMG_0681.jpg
↑左側(1100)が大きいストレートで、右側(750)が小さくてポートまでの通路が歪曲しています。


何と言う事でしょう! (ビフォーアフター風に)
ゼファー750の湾曲した4番インシュレーターを使うことで、CVK34が付いたでは有りませんか!
↓↓↓↓↓↓

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↑問題だった2,3番間にCVK34のピッチが一致。

試しに、同じく湾曲した1番インシュレーターを上下逆にして3番に取り付けてみましたが、若干上向きになりキャブの水平が取れませんでした。
ゼファー750のインシュレーター品番が4つとも違うのには、やっぱりちゃんとした理由があるんですね。
今まで、1番を逆さにしちゃえば、4番に付くんじゃねー?と浅はかに考えていましたが、納得です。

1、2番を1100のストレート、3、4番を2つ共750の4番インシュレーターを使えば、キャブピッチがCVK34と合うのです。
(逆に3,4番をストレート、1,2番両方に湾曲した1番インシュレーターを使用してもOK)

こう、書いてしまうと簡単な様ですが、情報が無い中でこれを発見したときには、それはもう、ビックリしました。
コロンブスの卵とはこの事です。

今まで試したのが、インシュレーターを入れ替えて、「2-1-4-3」の順番にし、2,3番間を狭くしようとしたのですが、ダメでした。
ネットを検索しても他機種のインシュレーターサイズや、オフセット量など情報は皆無。

こうして試行錯誤し色々妄想する時間もまた、至福の時間なのですが、私自身の備忘録を兼ねて、これから同じ事をしたいと思っているゼファー750を愛する方の参考になれれば幸いです。

ここでが私が実測した各寸法を公開しておきます。
※あくまでも、素人が実測した数値と言う事で、多少の誤差はご愛嬌で了承願います。

単位:mm
○ゼファー750インマニ(シリンダー吸気側)ピッチ :74-96-74
○キャブピッチ(エンジン側) 
 ・CVK32:68-92-68(ゼファー750)
 ・CVK34:75-85-75(ゼファー1100)

こうして、実測した数値を見ると、1,2番間、3,4番間はCVK34の方がエンジン側に近い寸法です。
2-3間のピッチが排気量の大きい1100が狭いのが意外でした。
また、ストレートに見える750の2,3番インシュレーターも約2mmづつオフセットされているのが判ります。
誤差かも知れないと思い、インシュレーターを確認したところ、確かに、ホンの少しだけ片側にオフセットされていました。
部品番号が違うのはこの為なんですね。これまた納得です。
メーカーがわざわざ、コストを掛けて違う部品を作っているのですが、当たり前と言えば当たり前なんですけどね。

私は実際には確認していないのですが、ゼファー400に750のキャブを流用する、可能だと言う事はネットで見ました。
同じく、GPZ900やゼファー1100(いずれもCVK34)にZRX1100、1200のCVK36がほぼボルトオンと言うのも見ました。

何となく、400と750、900と1100クラスの部品が割と流用が効きそうだなと言う印象を持っていたのですが、750に900や1100クラスのキャブを流用するとなると、情報が皆無でした。

その為、実際に合わせてみるまでは、自信がなかったのですが、いざ合わせてみて、ピッタリだったのでこれは、もう、メチャクチャ嬉しかったです。

ゼファー750の4番インシュレーターを2個注文すれば、イケそうなんです。(しかし、まだ責任は持てません)
あとは、ゼファー750のインシュレーター内径を拡げるのと、1,2番に装着予定のゼファー1100用のインシュレーターのOリングが合う様に、肉盛りするだけです。

で、ここで問題発生。
息子が施してくれたゼファー1100用インシュレーターの長穴加工ですが、ボルトの頭がインシュレーターの内側に当たってしまい、折角長穴にしたのに、内側までボルトが行きません。
早速、リューターを片手にボルトの頭がくるゴム部分を削ってみます。

しかし・・・なかなか削れない。
今手元にあるのが、グラスなんかを加工する為のビットで、インシュレーターのゴムを削るには適さないみたいです。

選択肢は2つ。

1. 別のビットを用意して、引き続きゼファー1100用インシュレーターを削る。

2. ゼファー750用の2番、4番インシュレーターを使用して、キャブ装着部分の内径を削って拡げる。

どっちにしても「削る」と言う作業は必須です。
「1」の選択肢の場合、この後、エンジン側に肉盛りしないと行けないので、その分2の選択肢より、手間的が掛かりますが、今手元にある部品が使用できます。

「2」の選択肢の場合、元々750の純正部品なので、無加工。しかし、CVK34とCVK32の両方を使う為にもう1セット部品を注文しなおさないといけない。

上記2つの選択肢を熟考した結果、どっちみち、追加で750のインシュレーターとOリングも注文しないといけないので、それなら手間のかからない、「2」の選択肢で行くことにしました。
「1」の場合、エンジン側インマニを肉盛りする為の加工が綺麗に仕上げるのに自信が無いのと、CVK32に戻した時に肉盛りした部分が見えてしまうので、それも考慮して、今回は見送ります。
また、1100用のインシュレーターを使用した所は、内部流路も大きくストレートな為、吸気効率は良さげなのですが、対して3,4番が流路が狭く、湾曲している為、気筒間での吸入効率の差がますます広がってしまうのも、見送りの原因。

1100用のインシュレーターはキャブ側のピッチを拡げる際に取って置きます。
(可能性は限りなく低いですけど・・・)


上位機種のキャブを流用するなんて、誰もが思いつくだろうと思うのですが、先程も書きましたが、ネットを探しまくっても、ゼファー750にCVK34流用の記事は皆無でした。
同じ系列のエンジンを持っているザッパー系でも検索してみましたが、こちらも見つけきれません。

なんでそんな情報が見つけ切れ無いのか?検索の仕方が上手くないのか?誰もやってないのか?
イヤイヤ、単に公開してないだけかも知れない・・・。

そんな事を考えていると、先日「ガッツ」さんからコメント欄に書き込みが・・・。

以下、抜粋。
関東ローカルゼファークラブ(KLZC)のガッツと申します。
CVK32⇒CVK34同じことを考えてますねwww
いろいろと力になれるかもしれません。経過を楽しみにしています〜」

な、なぬっ!パイオニアか!?
早速、そちらのブログまで飛んでいき、今度はこちらからコメント欄で質問させて頂きました。

何でも、同じザッパー系のFX2で同じ様な事を行った経験がおありとの事。
マジですか・・・やりました!ついに貴重な生き字引を発見いたしました。
しかも、ガッツさん粋な事に、私のイジる楽しみを減らさない様に、「過去記事の中にヒントがあります」とだけ教えてくれました。

ガッツさんのブログは結構なボリュームですので、これから時間を掛けてじっくり該当記事を拝見し、参考にさせて頂きたいと思います。
ガッツさん、貴重な情報をありがとうございます。

これで、いよいよこの計画も成功に向けてまた一歩前進です。

<追伸>
これで購入を検討(躊躇とも言う)していたCVK34を先日ついに注文しました。
勿論、中古です。

<追伸2>
CVK34の現物確認の為に、キャブレターを快く貸出してくれた、Iさん。
Iさんのご協力が無ければ、今日の進捗はありませんでした。
本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。m(__)m

<追伸3>
勿論、発注したキャブの受け取りは営業所止めです。

posted by kenken at 01:37| 沖縄 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | CVK34 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月23日

キャブレター換装プロジェクト その2

前回、思いつきで始めてしまったキャブレター換装プロジェクト。
ゼファー750にゼファー1100の純正キャブレターであるCVK34を取付ようと言うたくらみです。

前回までの記事はこちら

しかし、ゼファー750とゼファー1100とでは、キャブレターピッチも取付口径も違う為、ポン付けは出来ません。
クリアしなければならないハードルは主に2点あります。


・ハードル1
ノーマルインシュレーターにCVK34が付くのか?
CVK32は外径が40mm38mm(6/5訂正)でCVK34は42mmなので、直径で2mm4mm(6/5訂正)インシュレーターの内径を拡げるにはどの様な方法が取れるのか?

ハードル2
キャブピッチはどの様にクリアするか?
各キャブレターの実測値。
CVK32(ゼファー750) :68-92-68
CVK34(ゼファー1100):75-85-75

まずは、1.のノーマルインシュレーターにCVK34が付けられるか?の確認を行いましたが、結論から言うと、入りませんでした。
上記でCVK32の外径は40mmと書きましたが、実測では38mm位でインシュレーター無加工では全く入りませんでした。

続いて2.のキャブレターピッチの件ですがこちらは光が見えました。
まず、ゼファー1100のノーマルインシュレーターを試しに2個だけ注文しました。
いきなり、全ての部品、パッキンまで揃えると付かない場合に無駄になっちゃいますからね。

で、届いたブツがこちら。
IMG_0514.jpg
IMG_0515.jpg
パッと見た感じではゼファー750のインシュレーターと取付ボルトピッチが同じ様に見えます。

IMG_0545.jpg
上:ゼファー750
下:ゼファー1100

IMG_0544.jpg
横から見た図。ゼファー1100が若干背が高いです。

IMG_0546.jpg
インシュレーターを向き合わせてボルトを入れて見ました。
IMG_0547.jpg
若干、750のピッチが狭いのですが、長穴加工すれば大丈夫な範囲でした。

IMG_0548.jpg
ゼファー750の1番、2番シリンダーにゼファー1100のインシュレーター、キャブレターを取付けた所。
上記の様に1100用のインシュレーターを流用する事で取付できそうです。
ただ、Oリングが1100用のが大きいので、インマニの外径を厚くする加工が必要です。
他の方で、XJ750に同じくCVK34を流用した方が居て、その方は金属エポキシで加工されていました。

○愛鷹技研作業日報

これなら、簡単にできそうです。

ところが・・・
IMG_0549.jpg
3番、4番が大きくズレテいます。

IMG_0552.jpg
上記は2番、3番にインシュレーターを装着したところ。
手前の3番シリンダーのインシュレーター取付穴が若干ずれていますが、直したところで装着できる状態ではありませんでした。
う〜ん・・・悩ましいところです。

愛鷹技研さんでは、2番、3番のキャブピッチを拡げる為、キャブレターの連結ステーを延長してステーを溶接していました。

溶接となると一気にハードルが上がります。
第一、溶接機なんて持っていないし、したことも無い。
バイク屋か鉄工所に持ち込んでもやり直しや微調整やらが必要になった時、その都度溶接をやり直さなければならないと考えると、かなり面倒です。
金属エポキシが意外と固く硬化するらしいのですが、連結ステーをそれでつないで大丈夫なのか?
折角、ゼファー1100のインシュレーターで1番、2番は取付出来る所まで確認出来たのですが、ここで諦めるしかないのでしょうか・・・。

現在借りているゼファー1100のキャブを切った貼ったする訳にも行かないので、このプロジェクトを続行するかどうか、思案中です。
負圧キャブレターってアクセルを大きく開けても、エンジンの吸入量に合わせゆっくりスロットルボディーが開いてくるので非常に扱い易いんで、魅力的なんですけどね・・・。
借りているキャブレターを買い取って、加工を試すかどうかしばらく悩んでみます。


posted by kenken at 13:24| 沖縄 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | CVK34 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月02日

キャブレター換装プロジェクト その1

今現在、私のゼファー750のキャブレターは純正の「KEIHIN CVK32」です。

モデル名が示す様に、口径32φです。

ノーマルキャブだからと言って、軽く見る人が少なくないですが、メーカーが計算して採用したキャブレターですので、侮れないと思っています。

自分が思うには、「ノーマルのキャブレターではパワーが出ない」では無く、「ノーマルのエアクリーナーではパワーが出ない」が正解だと思います。


ゼファー750のエアクリーナーBOXをバラした事がある人は解ると思いますが、エアクリーナーで吸気量を大幅に制限しています。

まずエアクリーナーの入口にサイレンサーと呼ばれる吸気音を抑える部品が付いています。

これは入口を半分程塞いでおり、更に吸気音を抑えつつ吸入量も抑える為に薄いスポンジで周りを覆っています。


この周りの薄いスポンジを外すだけでも燃調が薄くなる位です。

更にエアクリーナーのダクト部分を長く細くする事で、気温、湿度差を吸収していると思われます。


この様に入口を細められ、長い管を通してようやくキャブレターまで空気が到着します。

これでは、吸気効率が良い筈はありません。

ノーマルの良い所は、北は北海道から南は沖縄まで1年を通して普通に走れる様にする事です。

この、「普通に走れる」と言うのが凄い事で、確かにノーマルであれば山の上に登ろうが、真夏でも真冬でも平気で走れてしまいます。


恐らく、この性能を担保する為に吸気量を制限し平滑にする必要があったのではないかと思われます。


私はこのエアクリーナーの形状に着目し、この上蓋を外すと、どれ位パワーアップするのか?に興味が沸いて来ました。


結果として、上蓋を外す事でメインジェット:138番、パイロットジェット:42番、ジェットニードル:-0.01mm(ストレート径)でセッティングし、ノーマルエアクリーナー使用時と比べて、大幅なトルクとパワーアップを果たしました。


残念ながら、ノーマルと、エアクリーナー改を比較したシャシダイのデータが無いので、どれ位変わったかを客観的に証明する資料がありません。


次回、ショップが暇な時を見計らって測定してみたいと思いますが、現時点では体感上はノーマルと比較にならない位パワーアップしたとだけ、記載しておきます。


現在は、ノーマルエアクリーナーを完全に取っ払って、パワーフィルターを装着していますので、メインジェットは140番、パイロットジェットは45番が装着されています。

この様にすると、気温の変化がモロにキャブレターの調子に影響してきます。

晴天時の日中に綺麗に吹け上がっても、雨降りにはカブッたり、肌寒い夜には燃調が薄くなって吹け上がらないなど、繊細になってしまいます。


でも、それでも良いです。

週一回の休日に引っ張り出して乗るのですから、普段の足として使って居る訳でもなく、ツーリングの時に気持ちよく、ゼファーの持っているポテンシャルが発揮出来れば良いとおもっています。


さて、次なるパワーアップはいよいよ、
等のレーシングキャブレターの装着か?と思われる所ですが、それらは定番中の定番チューンで今一つバイクイジリの面白みに欠けます。

それに、周りは
FCR
TMRを入れている人がいますので、彼等と違う事がしたいです。


その前にゼファー750に最適なキャブレターの口径はどれ位なのかを確認する事にします。

調べてみると、最適なキャブレターの口径を求める式がありました。


キャブレター口径 = 0.82×√(C x N ) 


C:1気筒当りの排気量(リットル)※0.738 ÷ 4 = 0.1845

N:最高出力回転数(RPM)※9500rpm


この公式をゼファー750に当てはめると下記の通りになります。


0.82×√(0.1845×9500)= 34.33


ゼファー750の排気量と最高出力回転数にマッチしたキャブレターの口径は34φと導き出せます。


ここで面白い事を思いつきました。

兄弟車であるゼファー1100やGPZ900のキャブレターがCVK34。

そう、上記計算式で導き出された口径が34φのキャブレターなのです。


CVK32でもパワーフィルターに換装して、それに見合ったガソリンを供給することでかなりのパワーアップを果たしたのですから、上記計算式で導き出した34φのキャブレターを装着したらどうなるのか?

めっちゃ楽しみになってきました。


早速、沖縄ゼファークラブのメンバーである、ゼファー1100乗りのIさんに連絡を取り、CVK34をお借りする事になりました。

・CVK34外観 エンジン側
IMG_0439.jpg


・内径34mm

IMG_0443.jpg


・CVK34エアクリーナー側
IMG_0440.jpg


・エアクリーナー取付部外径55mm
IMG_0441.jpg


IMG_0445.jpg

IMG_0446.jpg
当然、そのままでは付きません。

キャブレターピッチも違いますし、口径も違うのでインシュレーターも1サイズ大きくしないといけません。

ゼファー750は1番4番のインシュレーターが内側に湾曲し幅を抑えていますが、ゼファー1100はストレートな形状になっています。

まだ、実車にて確認していないのですが、問題点がいくつか・・・。

1. ノーマルインシュレーターにCVK34が付くのか?
CVK32は外径が40mmでCVK34は42mmなので、直径で2mmの差をインシュレーターのゴムが吸収できるのか?
インシュレーターの内径を拡げるにはどの様な方法が取れるのか?

2. キャブピッチはどの様にクリアするか?
各キャブレターの実測値。

CVK32(ゼファー750) :68-92-68
CVK34(ゼファー1100):75-85-75

CVK34は1、2番、3,4番のピッチがCVK32より7mm広く、2番、3番のピッチは逆に7mm狭い。
つまり、1番と4番を外側に3.5mmオフセットし、2番、3番は内側に3.5mmオフセットできればピッチは合う。

今、考えているのは1、4番の湾曲したインシュレーターを2,3番のストレートなインシュレーターと入れ替えると良い感じになるのではないかと推測しています。
色々、工夫の余地はありそうですが、インシュレーターの内径を拡げると共に上記の加工を施せば、CVK34のピッチに近づけられるのではないかと思っています。

ゼファー750にCVK34が流用出来たら、FCRに及ばなくても、加速ポンプを使わないシチュエーションでは、FCRを喰ってしまうかも知れません。
見た目ノーマルで(殆どの人はパッと見でCVK32と34を見分けられないと思います)ノーマルとは比べられないパワーを得る。
こんな事を考えながら、バイクを弄るとまた一味も二味も楽しくなってきます。

とりあえず、現時点では私の妄想の域を出ていませんので、実際に装着出来るかどうかは今後検証していきたいと思います。

posted by kenken at 13:37| 沖縄 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | CVK34 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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